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4月職人の手仕事。

本物の木の温かさ~無垢材にこだわった家具づくり~

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無垢材で作った家具がならぶギャラリー

山形市の南郊・黒沢地区。山形新幹線がすぐわきを走る敷地に木の家具ギャラリー「家具工房モク」がある。白壁の土蔵を改造した。テーブル、いすなど無垢(むく)材で作った家具が出迎えてくれる。

ギャラリーの主、渡邊英木さん

ギャラリーの主である渡邊英木(ひでき)さん(45)は東北学院2年の時に仙台市で開かれた作品展が人生の転機に。日系米国人で「木匠」と呼ばれたジョージ・ナカシマの無垢材を使った家具を目にした。和と洋が融合した、モダンな和風の家具に強いあこがれを感じた。考えた末、大学を中退し山梨県の工房に入り工芸を学び26歳で「モク」を設立した。

「とにかく木が好き。合板と違い、本物の木には温かさがある。生きものなんです」。ケヤキ、クリなどの無垢材で作るテーブル、いすなどは「和をちょっと入れた洋、という感覚」で作っているという。廃屋などから出る古材で家具を作ったり、家具のリフォームも手掛ける。

木を仕入れ、実際に使うまでが大変だ。12月から2月にかけ伐採する「寒切り」の現場に立ち会う。半年、山に置き、雪が消えてから製材所に運び乾燥させ、製材してからまた寝かせる。伐採から使用まで数年かける。木が好きな渡邊さんは日々、乾燥中の木々と心の中で対話する。

土蔵を改造した「家具工房モク」

「一本一本の木には、それぞれ個性があります。その木、その木目をどう生かすか、それを考えてデザインしています。これからも無垢材にこだわって家具を作っていきたい」。古材についても何百年も経てきた、その質感、色つやなどを生かしている。

神奈川や仙台などの一般住宅や県内外のお店などでも好評だ。問い合わせは同ギャラリー=023-688-3717。
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