太平洋前浜産の一級品、数少ない登別ブランドたらこ | 47URARA

地域情報発信!全国の地方新聞社厳選 47URARA(よんななうらら)

47CLUB

全国津々浦々の【新鮮】地元情報!“地元発!”のタイムリーな情報を毎月テーマに沿ってお伝えする『47URARA(よんななうらら)』

4月職人の手仕事。

太平洋前浜産の一級品、数少ない登別ブランドたらこ

Bookmark and Share Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをはてなブックマークに登録

美味しいたらこ造りに丹精を込める宇佐美社長

マルフク武澤水産の宇佐美正勝社長は、たらこの確かな品定めができる“買人”として大手業者からの注文を受け、すけそうたらを買い付ける。魚場として名高い太平洋登別沖・噴火湾で獲れる前浜の一級品だ。特に11月から12月にかけてのたらこは成熟度が高く、東京築地中央卸売市場から生子の注文も入る。

塩加減・熟成期間で味が決まる

宇佐美社長の目利きは25年余の漁師歴からなる。確かな経験は信頼を呼び、繁忙期には注文と業社からの相談電話が事務所内に鳴り響く。20代での板前修業も今となっては“魚を見る目”を養った時期として重宝している。

登別ブランドの「らんぼっけたらこ」

会社と隣接する加工場では、手馴れた女性たちが新鮮なすけそうたらから次々とたらこを外す。そのたらこは宇佐美社長の一声で塩加減・熟成期間が決められ、一粒一粒がまろやかな美味しい味となって注文先に送られる。また、すけそうたらの身は高級すり身用として引き取られ、有名処の商品となっている。

数量は少ないが、自社ブランドとしてのたらこの製造も行っている。漁師が買いに来るほどの確かな味で、アイヌ語で坂の下の所を意味するランポッケを商品名とした「らんぼっけのたらこ」は自社店舗で販売している。昨年展開された登別市の数少ない地場産品“登別ブランド”としても推奨され、これを機に今まで以上に全国への売り込みを図る。美味しいたらこは―との問いに「見た目が大切。透明感があり、皮の薄い品はより成熟度が高いです」と教えてくれた。
地図※大きな地図をご覧になりたい方は地図画像をクリックしてください。