
職人の手で一つ一つ丁寧に造られている「西会津張子」
歴史と伝統の町、会津。そこで職人一人一人の手で作られている「張子」の歴史は、今より四百年余の昔、豊臣秀吉に仕えた蒲生氏郷公が、会津の領主として伊勢から国替を命じられた際、下級武士達の糧になるようにと、京都から人形師を招き、その技術を習得させ、会津庶民の殖産振興を図りました。
その後、今ほど人や物の交流が盛んではなかった時代になり、会津独自の生活習慣、信仰を反映した郷土玩具が作られました。張り子の多くは、子育て、開運、商売繁盛、五穀豊穣を祈願して作られております。作者達は江戸時代、比較的低い階級が多く、明治になっても内職存在でした。その後も、農閑期の副業にする人が多かった為、社会的な仕事として認識されず、後継者が不足し、新しい世代へ受け継がれる事が難しい仕事になっております。

「開運 首振り招福卯」
工房「野沢民芸品製作企業組合」は、職人達と、みちのくの地 西会津で、この日本の伝統を絶やす事の無いよう、心を込めて作品を製作しております。そんな「西会津張子」で今年、話題になったのがここで生産されている「開運 首振り招福卯」が年賀切手に採用されたことです。
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