津軽の技と人間味にあふれる逸品 | 47URARA

地域情報発信!全国の地方新聞社厳選 47URARA(よんななうらら)

47CLUB

全国津々浦々の【新鮮】地元情報!“地元発!”のタイムリーな情報を毎月テーマに沿ってお伝えする『47URARA(よんななうらら)』

4月職人の手仕事。

津軽の技と人間味にあふれる逸品

Bookmark and Share Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをはてなブックマークに登録

重厚で優雅な雰囲気を醸す「津軽塗」

3月11日の東日本大震災。未曾有の災害となってしまったこの震災以降、私自身、気持ちが深く沈んだままです。改めて亡くなられた多くの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。また、被災された多くの方々には、お見舞い申し上げるとともに、復興にむけて一歩一歩踏み出していくことができるように願っております。

箸、椀、お盆など日常で使う製品も豊富

さて、青森県津軽地方の桜の名所として全国的に名高い弘前城。今年築城400年の節目を迎える弘前城がある弘前市を中心に、藩政時代から受け継がれている伝統の職人技があります。「津軽塗」です。津軽塗は、津軽地方の伝統漆器の総称です。その技法は独特で、漆を塗っては研ぎ出しの作業を数十回もひたすら繰り返します。その地道な作業を経て完成する複雑で美しい文様は、とても上品で重厚な雰囲気にあふれています。美しい漆器を完成させるまで、ひたすら黙々と作業を重ねるその技法は、津軽の人々の寡黙でまじめな人柄をよく表している、という人もいます。

一方で、箸や椀、茶器など実用的な製品が多く、一家に一製品は何かの津軽塗製品があるといってよいくらい、地元の人の生活に密着し親しまれているのが、津軽塗なのです。私も自宅では津軽塗の箸を愛用しています。
津軽の歴史と伝統、そして人間味があふれる津軽塗。一度使えばその温かみを感じていただけるはずです。