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鹿児島湾は「サクラ」が満開

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薩摩富士を望むロケーションは絶景

この春、九州新幹線が全線開業し、鹿児島中央駅~新大阪を新幹線「さくら」が結ぶことになりました。街中至るところで「さくら」にあやかった看板やのぼり旗が目に付き、桜色が街に彩りを添えています。3月から4月にかけ、鮮やかな桜色は海でも見られます。今が旬の「サクラダイ」。鹿児島湾(錦江湾)はマダイの宝庫として全国でも有名です。一年中釣れるマダイですが、特に春、水温が上がってくると産卵場所を求め浅場へ集まってきます。魚体の桜色は一層輝きを増し、「サクラダイ」と呼ばれます。餌への活性が高まり、錦江湾はたくさんの釣り人でにぎわいます。

隣の釣り人も良型をゲット

シーズン真っ盛りの3月中旬、姶良市の重富漁港から遊漁船「絢美丸」(柳川重人船長)に乗り込みました。早朝5時半に出港、目指すは錦江湾口、指宿市山川沖の神瀬。薩摩富士と称される開聞岳を遠方に望む、有数の好ポイントです。絢美丸は快調に錦江湾を南下、1時間40分で到着しました。天候は曇天でベタなぎ。すでに10隻を超える船が集まっていました。柳川船長は仲間からの情報と、上げ潮か下げ潮かでポイントを見極め、最先端のDGPSを見ながらいかりを下ろしました。水深約70メートル。仕掛けは天秤かご釣りで、先糸は長めにとります。まき餌カゴにも針にも同じボイルオキアミを使い、海底から5メートル上で当たりを待ちました。

ゆっくりする間もなく2投目でヒット!引きの強さに竿全体がしなり海に吸い込まれそうです。電動リールが低くうなり、大物に胸高鳴ります。格闘すること3分、ピンク色の鮮やかな魚体が海面に現れました。船に上げてからよく見ると、目の上が青く体はキラキラ金赤色です。ひと目で魅せられました。幸運なことにその後も次々にヒット、体長60センチ、3.8キロを筆頭に、約2時間で良型9枚も釣り上げました。

私ひとりの釣果!

船長のアドバイスと、大漁をもたらしてくれるマダイの宝庫・錦江湾に感謝しつつ納竿。船長によると、宮崎、熊本を中心に約3割が県外からの釣り人で、遠くは東京からも熱狂的ファンが訪れるそうです。持ち帰ったサクラダイの刺身は脂が乗って絶品で、塩焼きや味噌漬け、アラ炊きにしても最高でした。サクラダイ釣りは3月末をピークに、4月いっぱいまで続きます。