名木を愛で、帰りはひと風呂 秋保温泉郷の名木エドヒガンザクラ | 47URARA

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3月春の花散歩。

名木を愛で、帰りはひと風呂 秋保温泉郷の名木エドヒガンザクラ

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枝振りの見事なエドヒガンザクラ(推定樹齢200年)

仙台の魅力の一つは、東北地方の中枢都市としてほどよく栄えながら、自然が近いという点にある。市の中心部から郊外へ車で30分も走ると、緑に抱かれた里山に包まれる。秋保温泉郷はまさにその典型。こちらも市中心部から約40分の距離。のどかな春日もあれば、大嵐の時は一転、清流名取川が濁流となって流れるなど、自然の脅威も見せつけてくれる。

そういう地域だから動植物の生態系も豊か。桜の季節になると、あちらこちらで花の姿を見掛ける。小道や渓流沿いに連なるもの、神社の境内をあでやかに彩るもの、山の緑の間をピンク色に染めるもの、堂々とした幹枝を広げる一本桜など、少し車を走らすだけでさまざまな桜に出合える。

エドヒガンザクラと隣り合う「木の家」敷地内でも、桜が咲き競う

中でも、天守閣自然公園の向かいの駐車場に根を張る一本桜は、地元では知る人ぞ知る名木だ。推定樹齢200年のエドヒガンザクラ。ずっと気になりながらも見る機会に恵まれず、昨年ようやく花の時季に当たることができた。両手を思いきり広げたような枝振りが見事で、思わず車を止め、カメラのシャッターを切った。空は青く、心地いい陽気に包まれた日だった。花も気持ちよさそうに風に揺れていた。

天守閣自然公園は、回遊式の広大な庭園に多種多様な植物が生息する公園。敷地内には足湯があり、浸かりながら四季の草花を眺められる。露天風呂付きの温泉施設も整っている。

また、その向かいには、器のギャラリーやカフェを併設したアウトドア施設「木の家」がある。この敷地内に咲き競う桜もなかなか見事。のんびり散策し、疲れたらカフェで一休み。コーヒーを飲みながら桜を見るのも一興だ。

私が訪れたのは4月末か5月始めだったろうか。今年は梅の開花も早いというから、桜も例年より早いかもしれない。そのころに秋保温泉郷に足を向け、花を愛で、ひと風呂浴びて帰る…、というのはいかがだろう。温泉郷のホテルで実施している、ランチ付き日帰り入浴プランを利用したプチ贅沢もお薦めだ。
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