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3月名産地発!おいしいレシピ。

幻のアブラナ「田口菜」

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田口菜とホタテのペペロンチーノ

一面の菜の花畑…春を代表する風景です。花を楽しむだけでなく、初春の野菜としても楽しめる菜の花(アブラナ)ですが、群馬県には「田口菜」と呼ばれる幻のアブラナがあります。

赤城山の南西麓に位置する前橋市田口町。ホタルの里としてもしられるこの町は毎年2月末から4月始めにかけて一面が鮮やかな緑に染まります。一見アブラナと見分けがつかないのですが、この地で発見され栽培されてきたこの菜は「田口菜」と呼ばれ、地元で大切に守られてきました。

アブラナより薄い葉色で、クセのないあじの田口菜は、地元の特産に成長。。明治30年代に、天皇陛下へと献上されそのおいしさが認められ「田口菜」という呼び名がついたと言われています。しかし、デリケートで痛みやすいことから市場には出荷されず、農家による自家栽培が殆ど。地元でしか味わうことの出来ない「幻の菜っ葉」となったのです。

田口菜は前橋市田口町で限定生産される

◎田口菜の美味しい食べ方
冬と春の寒暖の差がはっきりしている風土によって、みずみずしく育つ田口菜。食用には、太陽の恵みが詰まった新芽を摘み取ります。この菜を食べないと春が来ない…。そんな「春待ち野菜」の「田口菜」のおいしい食べ方をご紹介しましょう。

田口菜の1番おいしい食べ方、それはシンプルな「おひたし」!
でも作る時に気をつけなくてはいけないのが、湯通しする時間です。旬の田口菜は柔らかく、水溶性のビタミンCを逃さないためにも湯にさっと通すだけ十分。そしてさらに水にさらさないのが最大のポイントです。おひたしにした田口菜は、定番の胡麻和えやからし和えにしてよいのですが、うどんや蕎麦と一緒に食べるというのも「群馬流」のおいしい食べ方。ゆでた麺と同じくらいの量の「田口菜」を麺つゆと一緒に食べるというのが美味なんだとか。

ビタミンCやβカロチンを豊富に含んだ「田口菜」は、風邪やがん、花粉症予防にも効果があると言われています。春野菜のもつ独特のほろ苦さ。淡白な茎に対し、花芽に近いほど特有の苦味と、ほのかな甘味を感じるのだそうです。

和食だけでなく、洋食、中華と多彩に楽しめる野菜「田口菜」。今回は春らしいパスタのレシピをご紹介します。

田口菜の食べ方の定番「おひたし」

<田口菜とホタテのペペロンチーノ>

【材料(2人分)】
菜=500グラム(4、5センチに切る)、パスタ=200グラム、ホタテ=6個、赤唐辛子=2本(小口切り)、ニンニク=1片(薄切り)、シメジ=1パック、オリーブ油=大さじ2、バター=大さじ1、ローリエ=1枚、塩、コショウ少々

【作り方】
1. 鍋に中火でオリーブ油を熱し、ニンニクをよくいため香りが立ったら赤唐辛子を加える。
2. 菜、ホタテ、シメジを入れていためる。
3. バターとゆで上げたスパゲティを加え、塩、コショウを振る。

◎畑をオーナーに解放
伝統野菜「田口菜」をより多くの人達に知ってもらいたいと近年町内の数件の農家が取り組んでいるのが「オーナー制度」です。数年前から畑をオーナーに解放。冬の間育てた田口菜を自由に摘み取ってもらっています。また2007年からは遊休農地で田口菜を育て、花を楽しみ、秋には種から菜種油を取るという環境型の取り組み「菜の花プロジェクト」も発足。現在、3ヘクタールの土地に90名もの会員が登録しています。

今年は3月5日の土曜日に「つみ菜」を開催。会員でなくても参加出来るそうなので、田口菜を味わってみたい!という方は参加してみてはいかがでしょうか?
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