
埼玉が全国に誇る農産物の「深谷ねぎ」=写真提供、深谷市
全国的なねぎのブランドとして知られる深谷ねぎ。深谷市はねぎの生産量日本一でもある。 深谷ねぎは、白身の部分が長くて太く、そして柔らかくて甘みが多いのが特徴。特に冬のねぎは甘みが強く、みかんの糖度に匹敵するとのこと。甘味が強いため、深谷ねぎを入れるすき焼きには砂糖を入れない家庭もあると言われている。
ねぎはアリシンと呼ばれる成分を含んでおり、これがねぎ特有のにおいの基になっている。アリシンは殺菌作用や疲労回復に効果のあるビタミンB1の吸収を助ける作用があることから、たんぱく質の消化を促したり、胃液の分泌を促す、発汗などの代謝作用を高めるといった働きがあるとされている。また、解毒作用の働きを助け、病気への抵抗力を高める効果もあると言う。
こうした健康成分を含むねぎは昔から病の予防にも用いられ、冬にはねぎをたっぷり入れた味噌汁や鍋料理が食されてきた。また夏には、食欲増進を図るため、めん料理などの薬味として用いられている。深谷の郷土料理「煮ぼうとう」にも深谷ねぎはふんだんに使われており、市内の飲食店で味わうことができる。







