子どものおやつから東京名物になった「もんじゃ」 | 47URARA

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2月郷土料理の名店

子どものおやつから東京名物になった「もんじゃ」

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月島もんじゃストリートの「つくしや 本店」

東京も昭和30年代までは、近所に田んぼや畑や雑木林もあり、川向こうから牛車で肥えを買いに来ていた。そんなのんびりとした時代、近所の駄菓子屋によくもんじゃを食べに行った。といっても今とは比べることも出来ない、具を見つけるのが困難な代物だった。鉄板に流し入れ薄くのばして、パリパリのせんべい状にして、空腹を満たしたものだ…。

想定外のボリュームに驚く季節限定「春一番もんじゃ」1200円

そんなことを考えていたらもんじゃを食べたくなり久々出かけた。場所は月島、今やもんじゃの聖地である。以前からよくお邪魔した店「つくしや」を訪ねる。元気のよいお母さん(いやお姉さんかな?)と息子達で切り盛りするアットホームな店には、鉄板の温かさだけでなく伝わってくる何かがある!理由のひとつに元気なお母さんの存在がある。チャキチャキと手際よく注文をとるお母さんは、地元月島生まれと思ったら意外や意外、北海道生まれ。お客さんは地元生まれの地元育ちと思っているらしいのがおかしい。

そのお母さんに「つくしや」の名物メニューを聞くと、「季節限定もんじゃが自慢よ!」と元気の良い返事。旬の食材をふんだんに盛り込んだオリジナルメニューで、今の時期は「春一番もんじゃ」が人気。中味は定番キャベツ、キリイカ、サイコロ状に切った生イカ、チーズとモチが入り乱れ、周りを大葉がぐるっと囲み、頂上に明太子がこれでもか!最後に桜えびが徒党を組んで乗っかる、という夢のようなもんじゃ。

元気印のお母さん

感激を押さえ焼きに入る。まずは汁以外の具材を全種類鉄板に投げ入れ、へらで返し混ぜながら焼き、しんなりしたらドーナッツ状の輪っかにする。この時丁寧に土手を作っておかないと、決壊して悲惨な目にあうからご注意。土手が完成したら、器の中のだし汁を輪っかの中に全部投入。その前によくかき混ぜておかないと、うどん粉が恨めしそうに底に残るからこれまたご注意。火が通り汁の色が変わったら、何も考えずひたすら混ぜてでき上がり。(自信の無い人はお店の人が作ってくれるから安心)フーフーとヘラを口に運ぶも良し、火を弱めパリパリせんべいで食べるも良し、冷え冷えビールと交互ならさらに良し!青のりと七味はお好みで。

さあ至福の時の始まりです。カキのバター焼きなどのおつまみ系も充実。「もっと飲みたい!」という方は向かいの2号店「つくしや十八番地」ののれんをくぐれば、居酒屋と間違えるほど焼酎が揃っているし、あっと驚く嬉しいつまみが待っているのです。
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