
冬野菜がごろごろ入った「しっぽくうどん」(650円)。熱々のだしをうどんと一緒にすすれば体の芯からポカポカに
うどん王国・香川は年越しも年明けもうどんと共に…。以前には「年明けうどん」をご紹介しましたが、讃岐人なら冬将軍の声を聞くと恋しくなるとっておきのメニューがあります。その名は「しっぽくうどん」。年越しそばならぬ“年越しうどん”として、除夜の鐘を聞きながら食べる家庭も驚くほど多いのです。

地下207メートルの井戸を掘り、湧き出る天然水を使ったうどんが食べられる「うどん田中」
農村の日常食として広まったしっぽくうどんは、冬野菜をうどんのだしで煮て、温めたうどんに汁ごとかけて食べる郷土料理。どこの家にもある野菜を使って栄養満点、見るからに体が温まりそうなメニューとして親しまれてきました。もちろん、本職のうどん店でも秋冬の季節メニューとして人気の一品。店によってだしや具材などに個性があり、この時期はハシゴして食べ比べるのも楽しいものです。
取材に協力してもらった「うどん田中」は、ボリューム満点の具と麺が特徴。ダイコン、ニンジン、サトイモ、シイタケ、鶏肉、油揚げを、コンブやイリコなど4種類からとった香り高いだしでていねいに煮込み、釜揚げうどんの上にザザーッと注ぎ込んで完成。運ばれてきたうどんを見たら、思わず「うどんはどこ?」とリアクションしてしまうほどです。

来店の際には同店の人気ナンバーワン「ねぎ味噌うどん」もぜひ
しっかりと味の染みた野菜をほお張ると、体の芯からポッカポカ。ところどころクタッとなった野菜や鶏肉から出た甘みや旨みをたっぷりと吸い、麺のうまさも絶好調です。麺には県産小麦「さぬきの夢2000」を使い、もちもちの釜揚げを使用。塩分を控えめにしているので、野菜の甘みとだしの旨みを生かしたおいしいうどんが食べられるというわけ。1玉400グラムという麺も、あっという間に完食です。書いてたらうどん食べたくなってきた…。
寒さで外出が億劫な日は、家族で麺打ちから挑戦してみませんか。47CLUBでも、粉、水、塩にこだわった「うどん田中」のさぬきうどんが手に入ります。
【うどん田中】
午前10時~午後7時
月曜定休(祝日の場合翌日)
駐車場30台
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