
樹齢300年の松。実物は是非、現地で。
汐留での打ち合わせも終え、出かけたのは「浜離宮恩賜庭園」。ビル群の中にポッコリと現れる緑の空間には、夏の日差しを楽しむ観光客や外国人の方々がいらっしゃいました。入場料大人300円を支払い、踏み入れたのは都会とは思えない静寂な雰囲気で、心が静まります。吹き抜ける風も気持ち良く、着ていたYシャツを脱ぎすて、Tシャツ姿になり、仕事の事を一時的に忘れ庭園散策。すると、樹齢300年の松なるものを発見しました。
その姿には、300年の時代を感じさせる雰囲気があります。悠久の時を超え「歴史」というものを深く考える…。すみません、そんなことを考える思慮深さはなく、これだけで300円の価値はあったと、ついつい打算的なことを考えてしまう私がいます。ともあれ、ここ「浜離宮恩賜庭園」は、江戸時代から残る由緒正しき庭園。潮入の池なる海水を導き潮の満ち干によって趣を変える池があります。昔は、東京にも潮入の池を用いた庭園が多くあったようですが、現在でも、実際に海水が出入りしているのは、ここだけのようです。

キバナコスモスの畑。1本の花の周りに1匹のモンシロチョウが飛び回っていました。
そして、散策中に出くわしたのが、コスモス畑です。私が行った時は、夏真っ盛りの時でしたので、咲いていたのは、まだほんの数本。しかし、コスモスの周りをモンシロチョウが飛び回る光景に、秋の色を少なからず感じることができました。今は緑一色のこの畑が、キバナコスモスのオレンジ色で溢れる頃には、この暑い夏も過ぎ去っているのだろうと少し寂しい気持ちになります。
過ぎ去っていく季節を惜しむ気持ち。それとは反対に、暑い夏には涼しい秋を、寒い冬には暖かい春を求める身勝手さを感じながら、この道を一歩一歩、歩きます。時計の針は刻一刻と進み、会社に戻る時間。過ぎゆく時間を惜しみながら、「浜離宮恩賜庭園」をあとにしました。







