海を巡る列車の旅 | 47URARA

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8月夏を惜しむ旅

海を巡る列車の旅

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海の上を走る宮津線

京都に海はない。これは間違いです。京都府は南北に広く、京都府北部丹後地方は海に面して山にも囲まれ、新鮮な山の幸、海の幸に恵まれたすばらしいところです。今月は皆さんに丹後地方を走るローカル線、北近畿タンゴ鉄道の旅をご紹介します。車窓から海や山を眺めながら、のんびりと電車にゆられてみましょう。

大江山の頂上から望む雲海

北近畿タンゴ鉄道は、宮津を中心に、舞鶴、福知山、兵庫県の豊岡を結ぶ第三セクターの鉄道会社です。会社の名前あるタンゴはこの地方の旧国名「丹後国」から来ているもので、地元住民の足として愛されています。路線は二つで、海沿いの景色を楽しめる舞鶴と兵庫県豊岡を結ぶ宮津線と、自然豊かな山の中を進む宮津と福知山を結ぶ宮福線があります。

宮福線の一番の見どころは、酒呑童子伝説が残る大江山です。平安時代に京の都を荒らしまわった鬼である酒呑童子が源頼光に成敗され、その首を大江山に埋めたという伝説の残るところで、大江山頂上から雲海を見下ろす景色は絶景です。またこの近くの岩戸山はそのシャープな形と頂上ある巨大な石の構造物によりピラミッドであるとのミステリアスは逸話もあり、これまた興味深いところです。

日本海に沈む夕日(夕日ヶ浦温泉)

そしてもう一つの路線、宮津線は日本海沿いを走る列車として有名で、特に列車が由良川の上スレスレを走る由良川橋梁は鉄道マニアの中でも有名な撮影スポットです。また、奈具海岸では絶壁の海岸線を電車が走り、乗客のために一時停車のサービスまでしてくれる列車もあります。丹後地方は豊富に温泉にも恵まれ、宮津線「木津温泉駅」は目の前の日本海に沈む夕日をみながら温泉に浸かることができます。この木津温泉は別名「夕日ヶ浦温泉」とも呼ばれ、日本の夕日百選にも選ばれています。
海水浴もいいですが、夏の終わりに温泉と海の幸と歴史を感じる旅、是非京都丹後に足をお運びください。