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8月夏を惜しむ旅

夏の終わりは家族で黒川温泉へ

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深い緑の奥に小川がせせらぐ

熊本の夏は湿度が高いため、実際の気温よりも暑く感じられます。暦の上では立秋を迎える8月ですが、残暑はやわらぐことがなく、日中は汗をぬぐって過ごします。
一方で熊本は海あり山あり!そんな長い夏を存分に楽しめたりするんですよ。私はどちらかと言えば山派。人吉や八代の五家荘など、魅力的な場所はたくさんありますが、熊本市内に住む私にとって気軽に行けるのはやっぱり阿蘇です。阿蘇市街地でも標高が500m以上あり、避暑地として最適です。

黒川温泉といえばこの“丸鈴橋”から臨む風景

ところで阿蘇の一角に黒川温泉という全国的に有名な温泉街があります。風情あふれる宿が軒を連ね、各宿のバラエティーに富んだ露天風呂が多くの人たちの心を掴んでいます。
夏の終わりの足音が聞こえてくる8月の末、わが家では毎年、家族全員が遅めの夏休みを取り、黒川温泉へ1泊2日の旅に出かけることにしています。季節の区切りを体感するためには欠かせないプライベートイベントです。

熊本市内より車で約2時間。宿に到着したらすぐにお風呂で道中の汗を流します。そして浴衣に着替え、下駄に履き替えて温泉街へ。西日が差すなか、阿蘇のやさしい風が草木を揺らし、そこかしこに湯煙が上がる様はもの寂しく、風情があり、終わりつつある夏を感じさせてくれます。

温泉街を散策した後、やわらかい西日が差す中宿へ戻る

夜はおいしい料理に舌鼓を打ち、ちょっとぜいたくなお酒でほろ酔い気分を味わいつつ、「去年はこうだったね」「その前はこうだった」と思い出話に花を咲かせます。
翌日、来年の夏もこうしてみんなで来られたらいいな…と願いながら、帰路につくのでした。

夏の終わりに、家族みんなで温泉宿。去り行く夏を惜しみながら、家族水いらずで楽しむ温泉も素敵ですよ。
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