
幻想的な光を放つ水上花火
広島県北部で開催される二つのイベント「庄原よいとこ祭」「庄原夏まつり花火大会」がお薦めだ。8月の最終週、夏を惜しむように開かれる。よいとこ祭は27日、花火大会は28日。私は昨夏、初めて参加し、その楽しさに魅了された。

踊りを披露する地元の若者たち
27日のメーンはダンスパレード。毎年2千人を超える参加者が華麗な舞いを披露する。庄原市役所をスタートし、ヒップホップやよさこい、やっさなどさまざまなスタイルで踊りながら中央通りや本町など中心街を練り歩く。誰でも参加できる「フリーよいとこ」は地元と観客が一緒に踊って盛り上がる。
28日は上野公園に会場を移し、夏を彩る花火大会が開かれる。色鮮やかな水中花火を含め、約3千発を打ち上げる。上空と湖面に映し出される打ち上げ花火は会場からため息が出るほど美しい。昨年は1万4千人を超える来場者でにぎわった。

庄原のご当地グルメ「庄原焼き」
また、せっかく庄原を訪れるならご当地グルメ「庄原焼き」は外せない。これまでにはない斬新なお好み焼きだ。広島の「肉玉」をベースに、麺ではなく庄原産の米を使い、お好みソースではなくポン酢をかけて食べるのが大きな特徴。あっさりとしているが、野菜の甘みと豚肉のうま味がかむほどに口に広がっていくおいしさだ。庄原でしか味わえないので全国から食べに来るファンもいるという。2010年には広島市で行われたお好み焼きコンテスト「第1回てっぱんグランプリ」で府中焼きに次いで準優勝を果たした。
このほか、庄原のお土産といえば「乳団子」。牛乳にもち粉、砂糖、水あめ、はちみつなどを混ぜて練り上げた和菓子だ。ほんのりと甘く、もちもちとした食感は1934年の発売当時からほとんど変わらないという。
皆さんも庄原の「花火と団子」で夏の終わりを締めくくってみては。







