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8月夏を惜しむ旅

夏惜しむ「永平寺大燈籠ながし」

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光の帯が九頭竜川を照らし出した「永平寺大燈籠ながし」=昨年8月22日午後8時20分ごろ、永平寺町の永平寺河川公園

永平寺町の夏の風物詩「九頭竜フェスティバル 永平寺大燈籠ながし」は8月21日夜、同町谷口の九頭竜川永平寺河川公園で行われる。川面に放たれた約1万個の燈籠がオレンジ色の光の帯へと変わり、厳かな雰囲気に包まれる。

昨年の「大燈籠ながし」では、燈籠を並べた祭壇で午後7時ごろから「川施食(せじき)法要」が営まれ、曹洞宗大本山永平寺の雲水たち約150人が一斉に読経し、先祖の霊を供養した。

同寺の大田大穣監院が最初の燈籠を流した後、訪れた人たちは先祖の名前や家内安全などの願いを書いた「供養燈籠」「願い燈籠」を次々と川面に浮かべた。

燈籠の穏やかな光はゆらゆら揺れながら川面を照らし、辺りをオレンジ色に染めて幻想的な空間に。訪れた人たちは光の帯を静かに見つめ、先祖への思いを強くしていた。