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「うまい、うますぎる!」 棟方志功も愛した埼玉銘菓をぜひ

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十万石

「うまい、うますぎる!」-このキャッチコピーを聞いて、ピンと来る人は埼玉県にゆかりのある人にちがいない。

「風が語りかけます…うまい、うますぎる!埼玉銘菓十万石まんじゅう」。行田市の和菓子店「十万石ふくさや」のCMで使われるフレーズだ。印象の残る言葉使いに力強いナレーションが加わって、このCMは県民にすっかり定着。ローカルCMとしては抜群の知名度を誇っている。

「うまい、うますぎる!」というキャッチフレーズは、世界的版画家・棟方志功が残した言葉が由来となっている。

甘党であった志功が十万石まんじゅうを口にすると「うまい、(行田名物にしておくには)うますぎる」と思わず言い放った。もし忍城の姫が生きていてこの饅頭を食べたのなら同じことを言ったに違いないとの意味を込めて、現在でも十万石まんじゅうの包装に使われている姫(まんじゅう姫)が饅頭を食べている絵を描いたという。

味は餡が詰まっていてとても甘く、皮が餅のように柔らかい独特の食感であることが特徴。「十万石」という焼印が皮に押されている。行田市は幕藩体制の中では、忍藩の所領であり、忍藩の石高が10万石であったことから、この名前が付けられたという。

埼玉の文化や風土を感じてもらうには最適の一品。棟方志功をうならせたまんじゅうを一度手に取ってみてはいかがだろう。