
北東に浅間山を望む「たてしなップル」のアンテナショップ
信州の高原に爽やかな初夏の風が吹いています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年の夏は電力供給への不安もあり、暑さ対策に頭を痛めている方も多いでしょう。信州からの爽快なお中元の出番です。高原の大きな寒暖差を生かした糖度たっぷりのリンゴから作ったシードルを紹介しましょう。
長野県の中部、八ケ岳連峰の北端・蓼科山の北麓に位置する立科町にある「たてしなップル」の発酵シードル(リンゴ酒)です。カギはもちろんリンゴ。同町は主力品種「ふじ」を無袋で育てる「サンふじ」の発祥の地。太陽の恵みをたっぷり浴び、硬く身が締まった「完熟」サンふじは町の自慢です。平均糖度約17度。信州でもトップクラスです。

自慢の発酵シードルやワインなどリンゴを利用したさまざまな製品が並ぶ店内。アップルパイなどスイーツを提供する喫茶コーナーもある
この完熟サンふじを「たてしなップル」では、さらに20日間ほど寝かせる「追熟」を加え、糖度を2度ほど上げたうえでシードルの原料としています。十分な糖度を持ったリンゴを使うと、発酵の過程で砂糖などの添加物を加えなくても、シードルの持ち味である爽快な発泡性などがしっかり確保できるのです。よりすぐりのリンゴに追熟の一手間を加えた上、同社のシードルは、洗浄、破砕、一次発酵、澱(おり)引き、調合、瓶詰め、二次発酵、瓶内熟成―といった一連の製造工程をフランスの伝統的なシャンパーニュ製法にのっとって作り出しています。もちろん酸化防止剤などの添加物は一切使っていません。
出荷後も瓶の中で酵母が生きていますから、保管は冷暗所で慎重に。飲む場合は5度以下にキリリと冷やすのがおすすめ。吹きこぼれも防げます。一般的な冷蔵庫では瓶のまま5度まで冷やすのは難しいので、冷凍庫でいったん冷やした後、ワインクーラーや料理用のボウルに氷水と一緒に入れ、2~3分間冷やすとよいそうです。

注いだだけでリンゴの甘い香りが部屋いっぱいに。酵母が生きている発酵シードルはキリリと冷やして召し上がれ
ジュワッとリンゴの甘い香りが口いっぱいに広がります。キリッと爽やかなのど越しがたまりません。信州の涼風を実感させてくれます。
なお、品質にほれ込んだデザイナーのコシノヒロコさん監修の限定ラベルをつけたバージョンもあります。特別なお中元なら、こちらもオススメです。
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