「京の舞妓のプロ根性!」 | 47URARA

地域情報発信!全国の地方新聞社厳選 47URARA(よんななうらら)

47CLUB

全国津々浦々の【新鮮】地元情報!“地元発!”のタイムリーな情報を毎月テーマに沿ってお伝えする『47URARA(よんななうらら)』

6月心で贈る、お中元。

「京の舞妓のプロ根性!」

Bookmark and Share Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをはてなブックマークに登録

「八朔」まわりにすれ違いあいさつをする芸舞妓ら

「八朔」。ハッサクと読みます。一般的には、柑橘の少しすっぱい果物を思い出されるのではないでしょうか?

ですが、本来は旧暦の八月一日を八朔といいます。(ちなみに先ほどの果物は、この時期に食べられるからその名がついたそう)この頃に初穂が出ることに感謝し、日ごろ世話になっている人へ感謝の品を贈るようになったそうで、これがお中元の起源になったようです。京都では、お中元をこの八朔の日が過ぎてから贈るのが一般的ですが、関東地方では7月初旬から15日頃に贈ります。ここにも地方の違いがみることができますね。

京都で八朔といえば有名な行事があります。祇園の芸舞妓が芸事の師匠宅やお茶屋へあいさつに回る年中行事を「八朔の行事」と呼びます。本来、我々もお世話になった方々に直接出向いてお中元をお届けしないといけないのですが、最近は宅急便を使ってしまいますよね。さすが伝統ある京都の花街、しきたりが脈々と受け継がれています。弊紙1993年8月2日付の記事によると、舞妓さんからではなく女将さんから舞妓さんへ扇子を贈ったとあります。お中元は偉い人に贈ると思いがちですが、花街では独特の風習があるのでしょうかね?

舞妓さんも歩く祇園界隈

普段は静かな朝の花街もこの日は、きれいどころを撮影しようと待ちかまえる観光客でにぎわいます。礼装の芸妓たちが、花街を連れ立って歩く姿は華麗なものです。しかし、この時期の京都は殺人的な猛暑。黒紋付に白塗りの正装では暑いはずですが、プロフェッショナルな彼女達は涼しげな顔で堂々と歩きます。さすがです。