もうじき暑い夏。夏は全国的に祭りやイベントなど多彩な催しが開かれます。皆さんもいろいろな催しに参加して夏を楽しむ予定ですか? でも暑さが苦手で涼しいところに行きたいという人もいるでしょう。そんなあなたに私が紹介するのは霞ケ浦を勇壮に走る帆引き船です。
帆引き船はシラウオ漁を目的に網漁をするために考案され、1880年に初めて霞ケ浦に浮かびました。後にワカサギ漁にも使われるようになり、帆引き船は霞ケ浦漁業の主役として1960年代まで一世を風靡しました。帆引き船を使った帆引き網漁は、一人で広い湖を乗り回し、自由に魚を捕れるために画期的な漁法でした。
1965年頃からトロール船に取って代わられてまもなく姿を消しましたが、霞ケ浦漁業の歴史を知る上で重要な文化的遺産であることから、1971年に観光帆引き船として復活しました。帆引き船の特徴である、船を横に流し、風をうけて大きくはらんだ帆と船との微妙なバランスが観光客らに素晴らしい機能美を感じさせます。
また帆引き船に付いている随伴船に実際に乗っていろいろな角度から見たり写真を撮影したりできます。雄大な霞ケ浦の自然を楽しみながら帆引き船に乗って涼んでみませんか?
【観光帆引き船の操業案内】
・操業期間:7/24~11/27までの毎週日曜日
(ただし8/7、8/14、8/21は除く。無風・悪天候の場合運休あり。)
・随伴船乗船場:茨城県かすみがうら市坂地内、志戸崎漁港(歩崎公園地先)
・随伴船乗船料:大人2,000円、小人1,000円
・お問合せ:かすみがうら市観光商工課 TEL:029-897-1111
・交通: 常磐道土浦北インターチェンジから車で約40分
ここまで帆引き船を紹介しましたが、最後に帆引き船が走る霞ケ浦で獲れた様々な種類の佃煮を提供する「出羽屋」を紹介します。「出羽屋」では霞ケ浦で獲れたシラウオや小エビなどの佃煮を味わえます。合成保存料などを使用せず、素材の味を生かした佃煮は各方面から高い評価を得ており、根強い人気があります。
霞ケ浦で帆引き船を楽しみ、「出羽屋」の佃煮を食べて霞ケ浦漁業の歴史を感じてみてはいかがでしょうか?











