
埼玉は小松菜の生産量全国1位
首都圏にあって住宅地のイメージが強い埼玉県だが、実は農業がさかん。生産農家は約8万戸に及び、米や野菜、畜産物を首都圏の消費者に供給している。特に野菜は一大産地であり、平成16年度の産出額は841億円で全国6位。個別の野菜では、小松菜、ブロッコリー、ほうれんそう、かぶ、ねぎは全国で1~2位の生産量を誇っている。
さて、埼玉県の雑煮だが、いわゆる関東風で食す家庭が多い。あっさりしたしょうゆ味のおすましをベースに、焼いた角餅、野菜、鶏肉、かまぼこなどを入れて食べる。野菜は小松菜やほうれんそうなど葉物のほか、大根、にんじん、里芋など。なお、埼玉県が生産量1位の小松菜は栄養価の高い緑黄色野菜として知られている。ミネラル、ビタミン、食物繊維など栄養素をまんべんなく含むほか、特にカルシウムはほうれんそうの5倍以上で、歯や骨の健康維持に大変役立つと言われている。ふんだんに雑煮に入れ、育ち盛りの子供たちに食べさせるとよいだろう。
雑煮は地域によって餅の形や焼き方、味付けの仕立て方などに特徴があるそうだ。なかには山海の幸を盛る豪勢な雑煮もあるらしい。埼玉県にはそうした“個性あふれる”雑煮はない。しかし、それはそれで良いのではないかと思うし、例えばシンプルな雑煮も“地の物にこだわる”など少し工夫を加えれば独特の輝き放つものになるのではないかとも思う。
新春が待ち遠しい。
【材料(1人前)】
鶏肉50g、大根・人参・里芋・小松菜適量
【作り方】
1 鶏肉はひと口大に切り、酒、醤油につけて下味をつけます。
2 大根・人参は皮をむいて、厚さ5mmくらいに切り、食べやすい大きさにします。
3 見た目をよくするために型抜きで型を抜くのもよいでしょう。
4 里芋は皮をむいて、食べやすい大きさします。
5 小松菜はラップにくるんで、電子レンジで加熱します(600Wで2分程度)。
6 加熱後は、水につけてから水気を絞って3cmほどの長さに切ります。
7 餅を焼きます。
8 鍋にだし汁を入れ、にんじん・大根・里芋を入れて煮ます。
9 野菜が柔らかくなったら、鶏肉を入れます。
10 鶏肉に火が通ったら、酒・塩・醤油を入れて味を整えます。
11 焼いた餅と小松菜を入れて完成です。







