
大根や里芋が丸いまま入り煮もののような三重県中南勢地域のお雑煮
三重のお雑煮は同じ県内でも地域によって大きく異なります。入る具材はまちまちですが、お餅に関しては角餅か丸餅、味付けに関しては澄まし仕立てかに二分されます。
今回は三重県でも真ん中あたり、津を中心とした中南勢で作られているお雑煮を紹介させていただきます。中南勢地域のお餅は餅は角餅で汁は味噌汁仕立て。具に関しては大根と里芋が中心です。雑煮に入れられる大根と里芋はお正月用に作り置きされたもので、かなり味がしみ込んでいます。そうした味噌煮の煮汁を薄めてお餅を加えればお雑煮の出来上がりです。
大根も里芋も丸いまま入れられていますが、大根の丸さには「家族がこの一年丸く治まりますように」、里芋には「人の頭になれますように」との願いがこめられていると言われています。
【作り方】
1 大根は皮をむいて輪切りに、里芋は丸いまま皮をむく
2 大根と里芋を濃い味噌汁でやわらかくなるまでじっくり煮込む(このまま味噌煮としても食べられます)
3 2にだし汁を加えて暖め、焼いた角餅を入れる







