
岩手県三陸海岸の郷土料理「くるみ雑煮」
日本一広い県、岩手は各地域ごとに祭りや食文化など、様々な違いがあります。 お正月に食べるお雑煮も様々。県北二戸地域は「きび」「ひえ」「あわ」「むぎ」「アマランサス」などが多く採れる雑穀の宝庫。厳しい気候のため米がとれなかったため、お雑煮の特徴は雑穀を中心に大豆やそば粉を使ったシンプルなものに仕上がっておりました(現在は餅も入ってるらしい)。

汁の塩気をまとった具材とまろやかな甘さのクルミだれ。意外と相性が良い
三陸沿岸の宮古地方で正月や冠婚葬祭のごちそうとして食べる雑煮が【くるみ雑煮】。だしは、煮干しが基本で、大根、にんじんのせん切り、ごぼうのささがき、鮭、凍み豆腐等の具を入れたしょうゆ味の汁に、切りもちを焼いて入れ、最後にいくらやせりをのせます。もちは、くるみをすり砂糖で味付けした「くるみだれ」をつけて食べます。汁の塩気をまとった具材とまろやかな甘さのクルミだれは意外と相性が良いらしいです。
稲作地帯の岩手県南地域はまさに「もち食文化」。県南では実に多くの食べ方が考えだされ、その種類は数百種にも及びます。そんな県南地域ですから、お雑煮も正月に限らず盛んに食べられてきたらしいです。







