
スルメと昆布からだしをとった、能美・小松地方に伝わるお雑煮
こんにちは。
今年も残すところ一ヶ月。12月は師走といわれるように、忙しさに追われ、ついつい、大掃除や正月の準備がなおざりになりがち。今年こそは、事前に計画を立て、気持ちよく新年を迎えたいと思っております。
今回は、お雑煮がテーマということで、今回は石川県南部の加賀地方に位置する、能美・小松地方に伝わる雑煮を紹介いたします。
金沢の一般的な雑煮である、すまし汁に具材はもちだけという点では、変わりませんが、大きな違いは汁のベースとなるだしが、スルメと昆布を使っているということです。
「えーっ、スルメ。ありえない」と内心思った方も多いかと思いますが。だまされたと主ってひと口飲んでみて下さい。私も初めて飲んだときは、「おいしい!」と思わず声を出してしまったくらいです。
作り方は極めて簡単です。
四人分で、鍋に水四カップ、スルメの身1/3匹と足一本、十センチ角の昆布一枚、頭とワタを取ったイワシガツオ(片口イワシの煮干し)六グラム(約二匹)を入れ、ひと晩置きます。
翌日、鍋に、小松市中海地区特産の丸もちを八つ入れ、そのままごく弱い火にかけます。汁が決して泡立たない火力で十分ほど煮て、もちがやわらかくなったら、みりん小さじ一、しょうゆ大さじ一を加え、火を止めます。椀(わん)に盛りつけ、小口切りのネギを載せたら出来上がり。
濃厚な海の幸の甘みを感じさせる汁を、ネギがきりっと引き締め、小さめの丸もちがつるつるとおなかに納まっていきます。これは一度作ってみる価値ありです!
あわせて、47CLUBにて出店している、芝寿司の金沢笹寿しを一緒に食べて、今年は優雅なお正月を過ごされてはいかがでしょうか。







