
平城宮跡、せんとくん(写真中央)
2010年、奈良県の大ニュースといえば、マスコットキャラクター「せんとくん」で一躍有名になった「平城遷都1300年祭」をおいて他にないだろう。
今年1月1日から(平城宮跡会場は4月24日から)開催された「平城遷都1300年祭」。同祭の主会場、奈良市の「平城宮跡会場」が11月7日、最終日を迎え、フィナーレイベントがにぎやかに繰り広げられた。来場者数は当初想定された250万人を110万人余り超え、最終日は会期中2番目となる6万人の人出を記録するなど、来場者総数は363万1700人となった。開幕に合わせ復元された第一次大極殿の入場者総数は同日までに198万7500人。平城宮跡(特別史跡)は今後、国営公園化に向けた事業がスタートする。

会場全員による総踊りで終了した平城宮跡会場フィナーレ
10月8日の記念式典には天皇、皇后両陛下もご出席になり、華やかに開催された。祝典には、和銅3(710)年の平城京造営、仏教伝来、律令制導入など日本の国家形成に多大な影響をもたらした中国、韓国をじはじめ54の国の大使や、同記念事業を支え続けてきた関係者1700人が参列。式典のほか古式ゆかしい多彩なイベントがあり、秋晴れの空の下、天平絵巻が鮮やかに繰り広げられた。
期間中は平城遷都1300年記念事業の関連イベントとして、奈良の秘宝・秘仏の特別開帳も行われた(一部は12月末まで実施中)。対象は世界遺産「古都奈良の文化財」に登録されている春日大社、興福寺、元興寺をはじめ古社寺39カ所。めったに見られないものばかりとあって、多くの観客が訪れた。
1300年記念祭は、12月5日に奈良市の鴻ノ池陸上競技場を発着点に「平城遷都1300年記念・奈良マラソン2010―第1回奈良マラソン・第30回奈良春日・大仏マラソン全国大会」が開かれるなど、12月31日まで県内でさまざまなイベントが予定されている。







