
多彩な具材が囲炉裏の中に!
生まれも育ちも熊本の私にとって、阿蘇一帯は身近に四季を楽しめるドライブコース。熊本市内から車で約1時間も行けば、雄大な風景が出迎えてくれます。ワイワイと観光を楽しむというよりは、仕事で疲れた心身をそっと委ねに行く。私にとって大切な癒しの場所といった感じです。

いよいよ焼き上がり。田楽三昧の始まりです!
そんな阿蘇で、冬になると食べたくなるのが「田楽(でんがく)」。季節の野菜やヤマメなど地元産の具材を、さまざまな種類の薬味が入った田楽みそで味付けし、炭火で焼く郷土料理です。
私のおすすめは、阿蘇五岳の一つ・根子岳を眺められる奥阿蘇・高森町にある「高森田楽村」。そこの一番の魅力は何といっても、いろり。そのいろりで竹ぐしに刺した具材を、炭火を取り囲んで立てて焼きます。
静かに燃える炭火。じっと焼き具合を見ていると外気で冷えた体がだんだん暖まって…。ぱちぱちと炭がはじける音が、なんともいえない風情を感じます。
数ある具材の中でも、高森町の特産「つるの子いも」は私のお気に入り! 鶴の首のような形をしたこのイモは、こぢんまりとして食べやすく、食感はホクホクしていて、田楽みそとの相性もばっちりです。
冬が近づいていますが、暖かい、いろりを囲んでいただく田楽を思うと、厳しい寒さもちょっと楽しみになってくる今日このごろです。
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