「帰去来」を合唱し、北原白秋に酒を捧げる冬 | 47URARA

地域情報発信!全国の地方新聞社厳選 47URARA(よんななうらら)

47CLUB

全国津々浦々の【新鮮】地元情報!“地元発!”のタイムリーな情報を毎月テーマに沿ってお伝えする『47URARA(よんななうらら)』

11月冬だからこそ、ココに行きたい!

「帰去来」を合唱し、北原白秋に酒を捧げる冬

Bookmark and Share Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをはてなブックマークに登録

毎年約2,000人の人出がある「白秋祭水上パレード」

四七太郎:柳川(福岡県柳川市)のお堀巡り、知っとうね?

S美:名物・川下り?福岡県民なら当然知ってます。家族や友人と、もう何度も行きましたよ。

四七太郎:どの季節に行った?ご当地特有のひな飾りを見て回る「さげもんめぐり」ができる春もいいし、柳の新緑が美しい初夏もよか。そしてこれからの季節も捨てがたいばい。

S美:多少の寒さはあるものの、風情があるんよねー。

柳川の冬の風物詩「こたつ船」みかんや酒の持ち込みも可

四七太郎: 12月から2月までは、お堀巡り船が「こたつ船」になるっちゃんね。それに、柳川といえば北原白秋。白秋の命日11月2日とその前後の3日間には「白秋祭水上パレード」が開かれます。これは、柳川市観光協会の主催の一大イベント。ブラスバンドや琴、太鼓などの演奏、雅楽や能楽など、堀沿いで繰り広げられる20以上のステージを、ほおずき提灯で飾られた舟で巡ります。クライマックスには約1,000発の花火が上がり、かなり盛り上がります。

S美:そして1月25日には北原白秋の生誕を祝う「白秋誕生祭」が行われていますよね?

四七太郎:そう、これはむしろ、本当に白秋を愛する人たちのためのお祭り。主催する「白秋会」は、実際に白秋と交流のあった人たちが中心になって発足した有志の集まりで、約250人いる正会員の条件は「白秋の母校である矢留小学校の校区に住んでいる」ことらしいばい。

S美:なんという限定。なんというプレミア。

四七太郎:ただし、白秋を愛する人なら誰でも「特別会員」になることができるので安心してよかよ。こちらは現在300人弱。

S美:なるほど。じゃあ「白秋誕生祭」はその白秋会の人たちのためのお祭りなのでしょうか。

白秋の生誕を祝う「白秋生誕祭」は朝9時ごろから始まります

四七太郎:いや、一般参加大歓迎らしい。ただし開催は毎年1月25日と決まっているから、平日開催も多く、必然的に白秋会の人たちが中心になるらしいけど。

S美:祭りの内容は?

四七太郎:主役は矢留小学校の5年生。白秋の生家から水天宮の割堀を回って白秋詩碑の前まで、マーチング演奏と歌を披露しながら行進するのが恒例。同時に、造り酒屋に生まれた白秋の写真と酒樽を積んだ大八車も行進します。詩碑の前では白秋をしのんで献詩(詩の朗読)、献歌(コーラス)に加えて、詩碑にひしゃくで酒をふるまう献酒があるというのが、興味深い。最後には全員で「帰去来」を合唱。コアな白秋ファンならぜひ参加してみたいイベントというところやね。

S美:来年の1月25日は火曜日平日、仕事もそこそこに、行っちゃいますか?