
初水揚げされ、大きさごとに分けて並べられるベニズワイガニ=射水市の新湊漁港
富山の秋の味覚といえば、ナシ、クリ、柿など多数あれど、イチオシはやはり海の幸・ベニズワイガニです。9月1日に漁が解禁され、シーズンがスタートしました。ベニズワイガニはズワイガニと比べ繊維が細かいため、身が柔らかく、甘い味と水分が多いのが特徴となっています。

笑顔を見せながらベニズワイガニを食べる児童たち
品質を厳選したベニズワイガニにはタグが取り付けられ、最高級品とされています。タグを付ける厳密な基準はありませんが、身やみそがたっぷりと詰まっていることや、足が取れていないことなどが条件とされ、新湊漁港や魚津港では漁協関係者や問屋がそれぞれ判断しています。
また、驚くことに、富山県内の一部の小学校の給食には紅ズワイガニがまるごと1匹登場します。このうち、射水市では、地産地消を推進するため平成15年度から6年生を対象にスタートし、18年度から市内全16校に拡大しています。児童は漁協関係者から食べ方を教わり、カニの甲羅や脚と格闘しながら、みそを食べたり、身を吸ったりしてまるごと1匹、地元産のカニを食べ尽くします。魚津市や高岡市でも実施されています。(1年に1回限りとはいえ、1人1匹ずつ。筆者が小学生のとき、こんなぜいたくな給食はなかった……)

ベニズワイガニ
紅ズワイガニ漁は来年5月末までで、今年12月から来年1月末までが最盛期となります。11月上旬にはズワイガニ漁も解禁され、富山県内はカニシーズンの本番を迎えます。お寿司屋さんにも海の幸が豊富となり、地酒とともに秋の夜長を心ゆくまで楽しめます。
タグ付のベニズワイガニは47クラブの「富山湾からの贈り物:奥田屋」さんでも取り扱われており、お取り寄せもできます。大切な方への贈りものに、ぜひご一考を。
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