
切っただけでも爽やかな香りのすだち
おいしいものが多い秋。徳島県民はこれがなくては話になりません。今回のタイトル、徳島県民なら一度は聞いたことがあるフレーズです。徳島県民の歌の歌いだしです(私の子どものころ、県の広報番組のオープニング曲でした)。初秋のころから露地もの(ハウス栽培ではなく普通に木に実がなったもの)が流通します。
この時期、大分県の名産、カボスも流通します。「すだち」の身は「カボス」より実が小ぶりです。味ももちろん違います。私的な感想ですが、カボスはゆずに近く、すだちはレモンに近いような感じです。
焼き魚や焼酎をはじめ、炊き込みご飯やお吸い物など何でも絞って入れます。豊かな香りとさわやかな酸味で、少し濃い料理もさっぱりと食べられます。この時期はマツタケや秋刀魚との相性も抜群。レモンなんて邪道です。
また、焼酎の水割り入れてみましょう。口当たりがさわやかになり、それだけでお酒が進んでしまいます。私が新入社員時代、先輩に連れて行ってもらった店で、陶器のボウルに焼酎の水割りと大量のすだちの薄切りを浮かべ、オタマでグラスに注ぐという焼酎の水割りを見たことがあります。風情がある光景でした。
どうしても徳島県外ですだちを手に入れようとすると、値が張りますし、時期的に手に入らないこともあります。そんなときには、すだちがすでに入っている「すだち酎」もあります。
秋の実りに是非一粒添えて、お楽しみください。







