里山に咲く可憐なそばの花 | 47URARA

地域情報発信!全国の地方新聞社厳選 47URARA(よんななうらら)

47CLUB

全国津々浦々の【新鮮】地元情報!“地元発!”のタイムリーな情報を毎月テーマに沿ってお伝えする『47URARA(よんななうらら)』

10月実りの秋(食/絶景/米/酒)

里山に咲く可憐なそばの花

Bookmark and Share Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをはてなブックマークに登録

笠地区一面に咲く可憐なそばの花

卑弥呼の里として知られる奈良県桜井市。同市笠地区は、かまど(台所)の神様として知られる荒神が日本で初めて現れた場所と言われている。この里山で作ったそばが今、地元で人気を博している。

笠地区は昭和53年に農地の生産性の向上と農業経営の安定を目的に進められた国営総合農地開発事業により整備された。

荒神の里・笠そば処

この地がそばに大切な気候や風土に恵まれ、寒暖の差があり、信州と同様にそばの栽培に適した所だということから、平成4年に栽培しやすいそばの試験栽培を開始。

その後、笠そば栽培促進協議会を発足して本格的栽培に取り組み、収益を高めるため収穫したそばを地域住民が加工し、笠地区在住の女性を中心に週一回そば処の営業を始めた。

標高約500メートルの高原の水で有機栽培されたそばを石臼で丹念に挽き、一番粉(石臼で一番にでてくる色の白い細かいそば粉)と二番粉(二番目にでてくる色の黒いそば粉)共に入れた味も香りも良いそばが、手ごろな値段で食べられることから、やがてその美味しさが口コミで広がり、マスコミにも取り上げられるようになった。

笠そば

平成14年7月には、笠地区全70戸が出資して有限会社荒神の里・笠そばを設立。翌15年に、新そば処を竣(しゅん)工した。併設する研修室で開くそば手打ち教室も好評を得ている。自分で打ったそばをざるそばにして食べるのは格別の味わい。『挽きたて』『打ちたて』『茹でたて』の“3たて”の美味しいそばが食べられるのも笠そばの大きな特徴となっている。

8月中旬にはそばの種が蒔かれ、9月中旬には白く可憐なそばの花が里山一面に咲き誇る。10月末ごろ刈り取られ、12月には新そばが食べられる。
地図※大きな地図をご覧になりたい方は地図画像をクリックしてください。