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10月実りの秋(食/絶景/米/酒)

米どころならではのご飯のお供「しそ巻き」

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名にし負う大崎耕土の豊かな実り

宮城といえば米。藩政時代、江戸で消費する米を一手に担ったのが伊達藩の米でした。それは、仙台から北へ車で1時間ほどの(新幹線なら15分)の古川(大崎市)を中心に広がる大崎耕土や、さらに北の金成耕土(栗原市)の広大な美田を見れば納得してもらえるはず。

深緑の葉が、うま味を封じ込めた「しそ巻き」

ですから宮城県人は米にはちとうるさい。現在の主力品種は「ひとめぼれ」ですが、病虫害に弱く育てにくい「ササニシキ」を、あえて作り続ける農家もあるほど。味の良さなら天下一品だからです。冷めてもおいしいという特長もありました。

当然、ご飯をよりおいしく食べる工夫も進化しました。卵かけやら、食べるラー油やら、ご飯のお伴はいろいろありますが、素朴な風味で根強い人気を誇るのが「しそ巻き」。おいしいしそ巻きがあるだけで、ご飯がいくらでも進みそう。酒のつまみにも最適です。

宮城県栗原市栗駒のワタナベ食品のしそ巻きは、オリジナルの仙台みそと、近隣の生産者から直接仕入れたシソの葉などを使用。約170度の米油でパリッと揚げています。

中身はオーソドックスな「くるみ・ごま入り」のほか、岩手の「前沢牛入り」、秋田の「比内地鶏入り」など、東北各地の名産を用いたしそ巻きもそろえ、いずれも消費者から「肉とみその相性がいい」と好評です。

主に岩手産キュウリを用いた「栗駒漬」

同社では「栗駒漬」のブランドで、キュウリ漬けも販売。定番をはじめ「葉唐きゅうり」「りんご胡瓜(キュウリ)」などもあります。それぞれベースはキュウリの漬物ながらも、味わいはかなり異なり、子どもからお年寄りまで幅広い世代に支持されています。
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