
たわわに実った富有柿(中村青果提供)
富有柿(ふゆうがき)は、甘柿の代表的な品種であり、岐阜県の代表的な秋の味覚です。県の南西部寄り、現在の瑞穂市が富有柿発祥の地といわれており、その誕生は江戸時代にさかのぼります。現在に至るまでこの辺り一帯は柿の生産が盛んで、道沿いには柿畑がひろがっています。

昨年の収穫の様子(岐阜新聞社提供)
富有柿の魅力は、なんといってもその甘さ。甘柿の中でも糖度が高く、ジューシーな甘みが噛むたびに果肉から溢れてきます。また、おいしさだけでなくビタミンCやカロテノイドといった栄養価も豊富で「柿を食べれば医者が青くなる」といわれるほどです。
9月の時点ではまだ果実は青いですが、これからの季節、朝晩の気温差が大きくなるとだんだんと橙色に染まっていきます。例年11月中旬頃に収穫されるそうですが、今年は下旬ごろになりそうとのこと。
200件ほどの契約農家をもつ中村青果(岐阜県本巣市)の中村哲社長によると、今年の出来は「近年にない猛暑が続き、残念ながら例年より収穫は少ない見込み。しかしその分、実の中の種づきが良く、そのため甘みが強くなりそう。」とのこと。今から楽しみです。
「岐阜の富有柿の甘み、おいしさは全国のどの柿に負けない味だと思っています。柿畑に囲まれて育ち、地元の人も大好きな柿を全国のみなさんにもぜひ一度味わってもらえたら。」(同社長)
中村青果は47CLUBで「富有柿専科」として販売をしています。(出荷時期までは、予約受付中。)食べてみたことのない方は、一度お試しください。柿のおいしさを再発見できますよ。







