紅葉と羊羹? | 47URARA

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10月紅葉を見に行こう

紅葉と羊羹?

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鮮やかな色彩が参拝者の目を楽しませる島根県安来市の清水寺(安来市提供)

先月終了したNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」はご覧になっていましたか?「ゲゲゲの鬼太郎」を生んだ漫画家・水木しげるさんの夫人・武良布枝さんの自伝を原作として春から放映されていたものです。今回は、布枝さんの故郷・安来市からの話題です。

民謡・安来節と「どじょうすくい」踊りでも有名な安来市は島根県の東端。横山大観を中心とする近代日本画と庭園が素晴らしい足立美術館など多くの観光スポットがあります。中でも、紅葉の季節にぴったりなのが天台宗の古刹・清水寺です。

瑞光山「清水寺」は寺伝によると、用明天皇2(587)年、尊隆上人によって開基。天台宗の大霊場として盛時には48坊を数えたと言います。その後、尼子・毛利の戦火に遭い、根本堂以外の建物は焼失しましたが、毛利家、江戸時代の松江藩主歴代の庇護を受けて現在の伽藍になったと言われています。

清水寺の素晴らしさは、歴史だけではありません。国の重要文化財指定となっている本堂、山陰唯一の三重塔、5万坪と言われている清水公園、そして四季の風景です。ソメイヨシノが境内を包み込む「春」、そしてそれにも増して参拝者を驚かせるのが「秋」の紅葉。鮮やかな色彩が参道を埋めつくし、自然が織りなす優しい風景を繰り広げてくれるのです。

これまで何度も足を運んでいるのに、毎回違った静かな佇まいで迎えてくれる清水寺。実はもう一つの魅力が…。それは精進料理と清水羊羹。境内には芸術作品とも言えるほど“美しく”、“美味しい”精進料理のお店があり、秋の紅葉シーズンは多くの参拝客でにぎわいます。そして清水羊羹。平安時代に伝えられたという清水羊羹は、実は精進料理の一種で、羊の肝料理を精進化して羊羹にしたものだそうです。昔ながらの素朴な味わい、小豆の香り。疲れた体にぴったりの逸品です。ぜひお試しください。
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