
ライトアップされた旧閑谷学校の楷の木(写真提供:山陽新聞社)
見てください、この美しく紅葉した楷の木を!
こんなに雄大な楷の木の紅葉を楽しめるスポットが岡山にあります。
「旧閑谷(しずたに)学校」は、今から340年前の寛文10年(1670年)に、岡山藩主・池田光政が創設した、世界最古の庶民のための学校。ここでは武士も庶民も平等に教育を受けたそうです。その「講堂」はなんと国宝。確かもも子が中学生の時、学校行事でありがたい(内容は覚えていませんが…)お話をしてもらったのがこの講堂でした!
構内にある聖廟に続く石段の左右にある一対の楷の木は、紅葉の時季になると目を疑うほど鮮やかに紅葉するんです。しかも、聖廟に向かって左手の木は深い紅色に、そして右手の木は黄色がかった淡い紅色にと、パキッと色が分かれています。見頃は今月末から11月初旬で、地元では毎年そのライトアップも話題になります。今年のライトアップは10/30~11/7(18~20時)。昼間とはまた違った幻想的な雰囲気をお楽しみください!
ちなみにこの楷の木、中国山東省の「孔子廟」から持ち帰った種子から成長したもので、日本国内の孔子や儒学にゆかりのある学校(旧閑谷学校2本、湯島聖堂3本、足利学校1本など)に配られました。閑谷学校では、孔子にちなんで「学問の木」と呼ばれているそうです。なんだかご利益がありそう。
閑谷学校では、驚くことに石塀を含めたほとんどの建造物が、国の重要文化財に指定されています。そして今、これらを未来の世代へ継承するために「日本の教育遺産継承協議会」などが立ち上がり、弘道館(茨城県)や足利学校(栃木県)と一緒に、世界遺産への登録を目指して活動しているそうです!
毎年お花見と紅葉狩りは欠かさないもも子。今年は赤と黄が空いっぱいに広がる楷の木の下で、未来の世界遺産(?)に思いを馳せる…そんな大人な秋の午後を過ごそうかなと思います。
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