
大谷川沿いに紅葉が色づく秋の鳴子峡
ご多分に漏れず、この夏は猛暑が続いた宮城も、9月半ばに入るとようやくクールダウン。一歩ずつ確実に秋が近づいています。山沿いでは朝の最低気温が10度台まで下がり、紅葉が始まる準備も整いました。
紅葉といえば、山形との県境にほど近い大崎市の鳴子峡が、宮城でも有数の名所です。10、11月がベストシーズンで、鳴子公園の下にある鳴子入口から見晴らし台がある中山平入り口まで、全長約2.5キロ、徒歩約1時間の行程。大谷川沿いの渓谷美を楽しみながら、ハイキング気分で散策できます。
渓谷には巨岩、奇岩、窟などの見所がいっぱい。全般的にゆるやかなコースとはいえ、歩いているうちに汗ばんでしまいそう。川の清らかなせせらぎと、川上からやって来る心地よい風が、疲れた体を癒やしてくれます。
秋の渓谷を彩る主な植物は、紅葉系がコハウチカエデ、ウリハダカエデ、ハウチワカエデ、黄葉系がヒトツバカエデ、イタヤカエデ、コシアブラ、タカノツメなど。一口にカエデといっても、形状や色づき方などさまざまで、このような視点からも鳴子峡の自然が楽しめます。
中山平入り口の見晴らし台からは、鳴子峡が一望できるほか、レストハウスや足湯もあり、ゆっくりと休息できます。鳴子入り口近くの鳴子公園には全国でも数少ない、こけしをテーマにした展示・解説施設の日本こけし館もあり、鳴子の文化と伝統を体感できます。
散策を楽しんだ後は全国屈指の名湯、鳴子温泉郷で一汗流してください。10月2、3の両日には鳴子温泉街でストリート・ジャズフェスティバルが繰り広げられます。9月に行われた仙台市のジャズフェスに出演したグループらが、今度はいで湯の里で軽快な音色を響かせます。
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