
“鳥になったつもり”で紅葉狩りはいかが? 紅葉は徐々に中腹、ふもとへ広がり、12月上旬まで楽しめます
瀬戸内海を眼下に望む小豆島屈指の景勝地・寒霞渓。約1300万年前の火山活動によって誕生した奇岩怪石と深い森が織り成す絶景は、群馬県の妙義山、大分県の耶馬渓と並んで「日本3大渓谷美」の1つと称されるほど。紅葉シーズンともなればモミジやカエデ、アカシデなど20科50種以上の紅葉植物が赤や黄色に染まり、岩肌と見事なコントラストを作り出します。

ありえない亀裂や凹凸が、もはやアートに近い奇岩も見どころ。折しも島では10月末まで瀬戸内国際芸術祭2010を開催中
楽しみ方はいろいろあれど、寒霞渓では「5分間の空中散歩」が謳い文句のロープウエーが人気。紅葉のピークにふもとの乗り場「こううん駅」を訪ねると、「ディズニーランドのアトラクション待ちか!?」と突っ込みたくなる混雑ぶりです。あ、今絶対ウソだって思ったでしょ。
いざ乗ってみると、切り立った深い谷間をすり抜けるように行くロープウエーは見どころ、スリルともに満点。至近距離で見る巨岩の中には、「頭でっかち尻すぼみ岩」や「まるでゴリラ岩」なんて名前を付けたくなるものまで。ただし“5分間”なので、正式に命名するヒマはなく「山頂駅」に到着します。
山頂の展望台で名物のそうめんを食べ、瓦投げに挑戦し、タイミングが合えばお茶会に参加してもまだ時間がありそうな人に向けて、遊歩道も紹介しておきましょう。
ロープウエーと同じくふもとと山頂を結ぶ遊歩道は「表12景」「裏8景」の2本あり、どちらもキレイに舗装された1時間コース。「景」とは道中の「岩」を指し、表コースには12個、裏コースには8個の巨岩がでーーーん!!と待ちかまえています。森林の合間にゴロゴロしている多数の巨岩は、ロープウエーから見るよりさらにド迫力。道中でサルや野鳥に遭遇することも珍しくなく、一緒に歩けば桃太郎気分も味わえます。ちなみに裏コースは健脚コースにつきご用心!初心者には、上りは表コースを歩き、下りはロープウエーががおすすめです。

山頂の展望デッキで毎年実施している「もみじ茶会」
【備考】
見ごろ:11月上旬~12月上旬
標高:612m(ロープウェー山頂駅)
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