
国指定の重要文化財の木造十一面千手千眼観音像
四七太郎:住所は福岡県糸島市になりますが、福岡市からもすぐそこに、雷山という山があります。カミナリヤマではなく、ライザン。ちょっと力士のような、レスラーのようなかっこいいネーミングの山です。
S美:脊振山地の一角で標高は955m。別荘地や少し前までは人工スキー場などもありました。夏になれば涼みに滝を訪れたりと、福岡市民には身近な山ですね。

樹齢400年の大楓
四七太郎:その雷山に、秋の紅葉の名所があるのです。それが、雷山千如寺大悲院。725年に天竺(インド)からやってきた僧侶、清賀上人が開創したと言われております。その後、聖武天皇によって勅願道場となり、国司によって七堂伽藍が建立されたとか。以来、歴代天皇からありがたい文書を賜っているという由緒あるお寺なんです。
S美:確か、本尊である木造十一面千手千眼観音像は、国指定の重要文化財ですね。
四七太郎:ザッツ・ライト! 高さが4.6mもあって、それってビルの3階ぐらいなんやけど、これが一本の木だけで彫ってあるわけです。とにかくすごかばい。鎌倉時代の作というけど、一体誰が彫ったんやろ?
S美:(迫力にタジタジ)あの~、それで紅葉のほうは…

間近で見る楓は迫力があります
四七太郎:おっと、いかんいかん。こちらもすごかばい!境内に樹齢400年のトゥービッグな楓(カエデ)があるんですが、これがまた見事な紅葉を見せてくれます。色づきは例年11月の初めごろやけど、今年は気象状態が特別やけん、どうなるか正直分からんな。
S美:庭園には200本以上の楓がありますね。
四七太郎:燃えるように染まったときの美しさは言葉に表せんバイ。日本に生まれてよかった~(紅葉を思う遠い目)。
S美:樹齢600年といわれるビャクシン(福岡県指定天然記念物)もぜひご覧くださいね。
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