
清々しい気持ちになれる、早朝座禅
仕事柄、取材をすることが多い私。最近では、豊かな自然を求めて、山や渓谷に行ったりすることもあります。取材を終えたら、疲れ果てた身体を引きずりながら、誰も待っていない我が家へ。そして、汗だく、泥まみれの服を脱ぎ、鏡に映った中肉中背の姿を見て、ぽつりと一言。「余分なものが身体に付きすぎている…」。これまでダイエットに失敗しつづけた経験を活かし「身体の緩みは心の緩み!」と結論付けた私は、まず“清く正しく美しい心”を手に入れるために座禅修行をすることにしました。

集中、集中…
幸いにして私が住む「西日暮里」の隣には、「谷中」といってお寺の多い街があります。早速、あるお寺の日曜座禅会に参加することにしました。まずは初心者ばかりを集めた部屋で、お坊さまから基本的な事を教わります。足の裏を天井の方に向けたまま太ももの上にのせた状態が、正しい座禅の組み方。両膝が支点となり、身体が安定します。しかし、これが意外と難易度の高いもの。もし、“短足で股関節が固い”という人がいたら無理は禁物です。私のように“身体が後ろへひっくり返ってしまう”ハメになるでしょうから…。そもそも初心者が無理をする必要はないのです。大切なことはカタチよりも中身。まずは自分自身が無心になって集中できる姿勢を作り、呼吸のリズムを一定にするよう意識しましょう。
さぁ、いよいよ本番。日曜座禅会の主な流れは、 読経、説法、座禅、茶礼です。不思議なもので、読経が始まると、さっきまで暑かった本堂を涼風がそよそよと吹き抜けます。なんだか仏さまからご褒美をいただいたような幸せな気持ちが芽生え、次第に無心になっていきました。次は座禅。座禅の楽しみといえば、やっぱり喝!“ベシベシッ”と身体を叩かれると、スーッと悩みが消えていくような心地よさを感じます。
今では早朝座禅会に参加するようになりました。座禅後、喫茶店で読書を楽しみ、それからの~んびりと出社。心にゆとりを持つと身体が少し楽になったような気もします。大人になって何かにチャレンジするというのは、とても新鮮なことでもあります。みなさんも座禅にチャレンジして、心の垢を落としてみませんか?
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