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9月修行でもしてみようか。

あらためて自然と人間の関わりを深く考察してみよう

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平成12年3月に発生した有珠山噴火の模様

かつてないほどの大雨や猛暑などで自然災害が頻発している今年の日本列島。いや日本だけじゃなく、ロシアや中国はじめ世界のあらゆる国々で大規模な犠牲者を出す自然災害が連日ニュースに飛び込んでいます。「なんか最近、地球がおかしい」「自分の住んでるところで災害が起きたらどうしよう」と心配しているのは決して自分だけではないはず。こんな時代だからこそ、「身近な場所から、あらためて地球と人間の営みを深く勉強してみよう」と一念発起し、平成12年3月に噴火し、今も活動を続ける火山・有珠山がある洞爺湖町へ足を運んできました。

平成20年にサミットが開かれた、ここ洞爺湖。昨年8月には、有珠山を含む周辺地域とともに科学的に特に重要で貴重な地質遺産を多く含む自然公園・ジオパークとして登録されました。最初に行った「支笏洞爺国立公園 洞爺湖ビジターセンター」では、前回噴火の模様や古くからの人と火山の共生の歴史、周辺の豊かな自然環境などを紹介。有珠山は噴火による災害をもたらしてきた反面、そこに住む人々に温泉、農作物、美しい景観など、たくさんの恩恵も与えてきた大切な存在。「自然を完全にコントロールするのは絶対に不可能。でも自然環境を尊重し勉強すれば、共生できる道は必ずあるんだ」。施設のパネルをみながら、そんな事をつくづく考えさせられました。

噴火時の被害を受けた建物がそのまま残されている金比羅火口災害遺構散策路

ビジターセンターのすぐ近くにある、金比羅火口災害遺構散策路は特におすすめです。噴火による地殻の変形や泥流に流された木の実橋や被害を受けた町営温泉が、当時の姿のまま保存されています。噴火の恐ろしさを実感するとともに、「こんなに激しい噴火で一人も被害者が出なかったのは、根本的にはここに住む人たちがこの山を尊重・理解してきたからなんだ」と歩きながら、つくづく自然共生と防災の大切さを学んだ一日となりました。楽しく体験しながら、地球と人間の関係を学べる洞爺・有珠山ジオパークへ、みなさんもぜひ足を運んでくださいね。きっと新しい考え方が生まれてくると思います。
地図※大きな地図をご覧になりたい方は地図画像をクリックしてください。

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