
通常のサイズと比較するとこの違い!
皆さんは「にんじん」といえば長さ20cm程のものを想像しますよね?ところが山梨県の大塚地区という場所にはその常識をくつがえす驚きのにんじんがあるのです。どんなものかというと…
「大塚にんじん」と呼ばれる長さ80cm、長いものになると100cmを超えるもので、通常のにんじんと比べ、カロチンは約1.5倍、ビタミンCは約2.3倍と栄養価がとても高く、味も甘くて美味しいのです。

手に持って見てもこんなに大きい!
以前、大塚にんじんは一般的に流通することはなく農家が自家製で作ったり、収穫したものを隣町で売る程度の範囲で販売されていました。しかしその後、養蚕や果樹栽培の発展により生産農家は2~3軒までに減ってしまいましたが、11~12年程前から地元の有志が集まってもう一度大塚にんじんを作ろうという動きが始まり、現在では約30軒、自家栽培されている農家を含めると50軒程まで増えたそうです。
では、なぜこの地域では100cmを超えるにんじんが育つのか…?その秘密は「のっぷい」と呼ばれる大塚地区の土にありました。
この地区は昔から石が少なく、その上に降り積もった八ヶ岳火山灰のおかげでさらにやわらかい土が出来上がり、にんじんたちがのびのびと育つことができる土壌が整ったといわれています。大塚にんじんは通常6月の下旬~7月上旬に種植えが行われ、11月の中旬ごろに収穫されます。収穫する際にはキズつけたり、折らないように人の手で時間をかけて行われるため通常の土ではとても収穫することができないそうです。そしてこの土がもたらす美味しさは大塚にんじんだけではありません。その甘さと生でも食べられる新鮮さで知られるとうもろこしのブランド「甘々娘(かんかんむすめ)」もそのひとつなのです。
収穫の最盛期には地元の道の駅へ大塚にんじんや甘々娘を求めて他県から足を運んでくださる方が大勢います。この記事を読んだあなたも是非一度「山梨」を味わいに来てみてくださいね。
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