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実業家・渋沢栄一が好んで食べた「煮ぼうとう」は絶品 深谷ねぎ

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埼玉県北部に古くから伝わる郷土料理「煮ぼうとう」

埼玉が全国に誇る農産物の「深谷ねぎ」=写真提供、深谷市

埼玉県北西部に位置する深谷市は、北部は利根川水系の低地で、南部は秩父山地から流れ出た荒川が扇状台地を形成する平坦な地形となっている。

市の面積の約半分が田畑であり、埼玉県でトップクラスの農業産出額を誇る都市だ。畜産や花きも盛んだが、全国的にも有名なのが「深谷ねぎ」。深谷ねぎは一年中収穫されるが、旬は12月頃から出荷が始まる「秋冬ねぎ」。寒さで甘みが増す冬の時期は特に甘くてやわらかい。

深谷ねぎを食べるには「煮ぼうとう」がオススメ。埼玉県北部地方に古くから伝わり、下ゆでしない幅10ミリ~15ミリの幅広の麺と野菜をふんだんに入れて煮込む郷土料理だ。深谷市出身の実業家渋沢栄一も好んで食べたといわれている。今日でも栄一翁の命日の11月11日には市内各地で煮ぼうとうが食べられている。

収穫したねぎを皮むき機で荷づくり作業を進める様子

山梨の「ほうとう」と似ているが、ほうとうは味噌味で煮ぼうとうは醤油味。市内には約20店の煮ぼうとうを味わえる店があり、各店舗により工夫がされているので、食べ歩いて比べてみるのも楽しい。


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