
アジメコショウを栽培する安保洋勝さん。
中津川市下野(旧・福岡町)の特産あじめコショウは、岐阜県の飛騨美濃伝統野菜にも認定されています。この地方では唐辛子のことをコショウと呼び、付知川に生息する天然記念物アジメドジョウに姿が似ていることから名づけられました。

アジメコショウの実は成長すると15センチほどになります。
どの農家でも畑の片隅に植え、秋になり赤くなると、北風のあたる軒下に吊るしました。あじめコショウはキンピラごぼう、コンニャクの煮付けや漬物には欠かせません。
そんなあじめコショウを「とうがらし文化を世界に広めよう」「料理の脇役から主役にしよう」と、テレビの取材で知り合った俳優の川津祐介さんを名誉会長に安保洋勝さんらが「好辛倶楽部」を立ち上げてから12年になります。
今や全国に会員は522人を数えるまでになりました。
あじめコショウは、高知県で開催された「世界スパイス展」への出品、英国王立園芸協会で紹介されたり、最近ではマスコミでも取り上げられることが多くなりました。
「もともと好辛倶楽部は“遊び心”から生まれました。あじめコショウは人と人をつなぐ人間接着剤で、あじめコショウを通して多くの仲間に出会えたことをうれしく思っています。」と安保洋勝さん。

アジメコショウの商品
好辛倶楽部では、あじめコショウをカレー、アメ、酢、醤油、味噌に入れた商品を開発・販売しています。かつて畑の片隅で、寂しい思いをしていたあじめコショウも、最近は多くの人に知れ渡り、しかも根強いファンに支えられるようになりました。
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