
小舟に乗り手作業で若芽を一つひとつ摘み取っていく
夏になるとどうしても食べたくなるのが今が旬のジュンサイ。我が家でも酢の物にしてよくいただきます。ぷるんとした食感とツルリとしたのどごしがなんとも言えない夏の定番食品。低カロリーでとってもヘルシーなんですよ。

ジュンサイの酢の物。見た目にも涼やか
ジュンサイ生産量日本一を誇るのが県北西部に位置する三種町。同町森岳地区の水田地帯には大小のジュンサイ沼が点在し、小船を浮かべた摘み取り風景は、のどかな初夏の風物詩といった風情。最盛期のこの時期は町内のあちこちで見かけることができます。同地区には古くから天然のジュンサイ沼があり県内外に流通していましたが、昭和50年代に町が稲作の転作作物として奨励したのが一大産地となったはじまりです。
ジュンサイは万葉集に「ぬなわ(沼縄)」と歌われ夏の季語にもなっている、古い歴史を持つ日本の野菜です。スイレン科の多年草で澄んだ淡水の湖沼に自生し、その若芽を食します。また、ぷるんとしたそのゼラチン質の成分を利用した化粧品も大手メーカーで開発、販売されています。
酢の物やわさび醤油などで食べるのが一般的ですが、お吸い物にしても独特の風味が出て美味です。近年人気なのが鍋物。鶏肉、ネギ、白たき、ごぼう、豆腐、だまこもち(ごはんをすりつぶして団子状にしたもの)などと煮込みます。ジュンサイはあまり煮過ぎないのがコツ。ナナコもたくさん食べてプリプリのお肌を目指そうかな。
※大きな地図をご覧になりたい方は地図画像をクリックしてください。







