
阿波大正浪漫バルトの庭 (徳島新聞 2010年4月22日掲載より)
四国で聖地巡礼といえば、四国八十八カ所の霊場をご紹介するのが本筋ですが、今回は「マイ聖地巡礼」ですので、ちょっと変わった聖地巡礼を。
その四国八十八カ所の1番札所「霊山寺」がある鳴門市大麻町。ここは映画「バルトの楽園」の舞台となったところです。「バルトの楽園」とは、第一次世界大戦当時、徳島県には板東俘虜収容所があり、俘虜となったドイツ兵と地元住民との交流を描いた作品です。この俘虜収容所は、当時の所長松江豊寿の方針で、可能な限り自由な活動を許すなど、人道的な収容所であった。
また、年末によく耳にする、ベートーヴェンの交響曲第9番。日本で初めて全曲演奏されたのがこの板東俘虜収容所でした。
この「バルトの楽園」オープンセットは撮影後、鳴門市が映画会社からロケセットを譲り受け「BANDOロケ村~歓喜の郷」として一般公開をしていた。その後一旦閉園したが、2010年4月25日にNPO法人「ドイツ村(BANDO)ロケ村保存会」によりロケ村セットを移設し、「阿波大正浪漫バルトの庭」としてオープンした。
「阿波大正浪漫バルトの庭」は、旧ロケ村から兵舎や管理棟など10棟を移設。実際に使われていた兵舎も移築し、当時の民具も展示されている、
博愛と第九の聖地の鳴門市の板東へ是非いらしてみてはいかがでしょう。
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