
阪神タイガースのホームグラウンド・甲子園球場
「ではみなさん、私の後についてきてくださいねー!」
ガイドの先導で始まったのは、甲子園球場の“スタジアムツアー”。球場の大規模なリニューアル工事が終了したのを機に、今年の4月から始まった人気の企画です。西宮市にある阪神甲子園球場は、阪神タイガースのホームグラウンドであり、高校球児たちの憧れの地。観客として行ったことはあるけど、球場の内部って一体どうなっているの?そんな好奇心に火をつけるこのツアー、さぁ一緒に内部へ潜入してみましょう。

憧れのベンチに接近!
首からパスを下げて、いざ球場の中へ。ゆるいカーブを描く細長い通路を抜けると、まずたどり着いたのは3塁側のブルペン。ここは戦前、室内プールだったそうで、当時のまま残るアーチ型の梁や窓が静かに歴史を語ります。試合がある日のツアーに参加すれば、この場所で選手のウォーミングアップのようすが見られることもあるそう。
続いて選手のロッカールームを経て、また一般の観客は通れない内部通路を歩きます。床にはスパイクの跡がたくさん刻まれていて、ここを歩いて試合に向かった選手たちのことを思うと胸が高鳴ります。数段の階段を登ると、明るい光が差し込み、視界がぱっと開けました。そこに広がっていたのはグラウンド。日本一とも言われるこだわりの土がきれいに整地され、その向こうには青々とした芝が広がります。グラウンドの脇にあるのは、監督や選手が座るベンチ。選ばれた者しか入れないこの聖域・ベンチに座ってみることも可能。いやいやこのツアー、ファンには垂涎モノの企画ですよね。

バックスクリーンの真下から見るスタジアム
ツアーが終わったら、甲子園歴史館へ。野球史に残る名場面がビデオで流れていたり、思い出の品々が陳列されていたりと、阪神タイガースと高校野球の歴史がここでたどれます。熱心なファンなら半日くらい滞在できそうな充実した空間です。そして歴史館入館者の特権は、バックスクリーンの真下へ行けること!スタジアムツアーも含めていろいろと球場の裏側を見てきましたが、最後を飾るのは、普段絶対に観られない視点から見るスタジアム。これは感慨深いです。
外観も一新、太陽電池の発電装置を備えた銀傘に新調し、生まれ変わった甲子園球場。観客席からも十分リニューアル後の姿を楽しめますが、もっと深く甲子園の魅力を知りたいファン推奨のツアーです。
◆ スタジアムツアー料金:高校生以上1,500円(歴史館の入場も可)
◆甲子園歴史館入館料:高校生以上500円
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