
数々の作品が生まれた場所
東京都心から約3時間。自然に囲まれた中之条町は多くの映画やドラマなどの撮影舞台になった聖地です。県人口200万人達成記念映画「眠る男」の撮影拠点となった場所は「伊参スタジオ公園」として1995年10月にオープンしました。

作品の資料が展示
1996年に公開された「月とキャベツ」は、その伊参スタジオを拠点として撮影した映画の中で私が最も好きな作品です。大学生の頃、初めて見たときに「このロケ地群馬らしいよ」と友人に聞かされ、翌日には帰郷しロケ地を歩いていました。
「こんないいところがあるんだ」と感動し、地元愛が欠けていた私にとって群馬県のよさについてあらためて考えるきっかけとなりました。
伊参スタジオには「月とキャベツ」に使用された衣装や小道具、関係資料などが展示され、無料で開放されています。今でも全国から映画のファンが訪れ、地元の人やファン同士で親睦を深めています。今年、東京都に住むカップルが、撮影地のひとつである中之条町栃窪の旧名久田(なくた)小栃窪分校で結婚式を挙げたという心温まるエピソードも。
2001年には中之条ふるさと塾が中心となって企画した「伊参スタジオ映画祭」が開催されました。第3回からは、「若手製作者に創作の場を提供し、映像によるまちづくりを推進したい」との思いから、中之条町周辺をロケ地とした映像化を条件にシナリオを公募しています。現在まで毎年映像化し、若手作家の活躍の場になっています。
いろいろな人の思いが詰まった場所、これからも多くの作品が生まれる場所に一度足を運んでみませんか?
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