
地元の大切な観光地として守り続ける豊かな水と自然が美しい一乗滝
福井市街の東南約10kmにあり、戦国時代朝倉氏の城下町の跡「一乗谷」周辺には、12メートルの高さからごう音を響かせ、深緑の間を白布のように豊かな水が流れ落ちる一乗滝、昨年の全国植樹祭や話題の携帯電話会社のCMでも馴染みの朝倉氏遺跡がある。

幻想的なホタルを見物する家族連れ
一乗滝は養老元年に泰澄大師が開き、剣豪佐々木小次郎が秘剣「つばめ返し」を編み出したといわれる名所。暑い季節には涼を求めて連日、県内外から多くの人が訪れる。一乗滝周辺は気温が市街地より五度以上低く、涼感を楽しむには絶好の場となっている。
6年前の福井豪雨では景色を一変させるほど、土砂や流木があふれて甚大な被害を受けた。今では住民やボランティア、行政の力でほとんどが元の姿を取り戻している。また、地元自治会を中心に美しい水の流れと緑を後世に伝えようと、地道な努力を積み重ねている。
この時期、朝倉氏遺跡下城戸付近や一乗谷川には多くのホタルが飛び交う。夜空に乱舞する無数のホタル。川面に映えるほのかな明かり…。
一乗谷の歴史や自然が「幻想的」で「神秘的」な空間に感じられる。
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