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7月真夏の夜の夜景

車窓から眺める夜景

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棚田で知られる姨捨(千曲市)から望む善光寺平の夜景

初めてコンタクトレンズを使ったとき、夜景がとてもきれいで、それまでとは別世界であることに心から感動しました-。こんな経験、私だけでしょうか。目の悪い人には経験があるでしょう、夜のライトは、ぼわーっと映ること。しかし、矯正して見たときの、なんとクリアで美しいこと。夜景を見るなら、ぜひそういう状況でみてください。美しい夜景ならなおさら。

棚田で知られる姨捨(千曲市)から望む善光寺平の夜景

信州には、日本三大車窓の一つといわれる、スポットがあります。日中はもちろん、夜景の美しさは、格別です。ここの景色は、鉄道マニア方の間では有名でしょう。そうでなくても、長野市へJR中央線(篠ノ井線)で来た方は、かならず通過するからご存知かもしれません。もちろん地元の人なら知らない人はいない―そう、それは「姨捨(おばすて)」(千曲市八幡)です。

姨捨からの眺めを作り出しているのは、ここの地形です。姨捨は、3000年くらい昔、三峯山の土石流でできた斜面の台地。そして、JR姨捨駅は、この斜面の中腹、標高551メートル地点にあります。眼下には、善光寺平が広がり、中央に千曲川が流れます。日中なら、その先に菅平はじめ北信五岳(一部)も眺めることができます。眺望がいいこの場所は、松尾芭蕉らが訪ねた「名月の里」としても、また「姨捨の棚田」(国の重要文化的景観)としても全国的に有名です。

さて、特急しなの号に乗っていると、姨捨が近づく手前で日本三大車窓についてアナウンスが流れます。気の利いたサービスの感謝しつつ、絶景をばっちり眺めたいなら、座席に気を配ることを忘れずに。長野方面に向かう列車に乗車した場合、席は、眺めやすい進行方向に対して右側を取ることをお勧めします。もちろん窓側だと、最高。列車が、姨捨を通過する時に、一気に視界が開けます。闇の中、幾千とも万とも広がる光の瞬きが―。思わずうっとりしてしまいます。

もし、普通列車に乗車している場合は、このJR姨捨駅で、ちょっとした驚きがあります。というのも、列車がアルファベットのZ(ゼット)のような進行、つまりスイッチバックをするから。そういうわけで、特急列車に比べて、ゆっくり景色を楽しめますので、普通列車の旅もお勧めします。また、高速道路の長野道姨捨サービスエリアもこの近くにあり、ここも夜景を眺めるスポットとして人気があります。ぜひ、運転の疲れを癒やす景色をご堪能ください。


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