
木々が茂り、水辺には草がはえる。街の中とは思えない緑の空間が広がる
ヒヤッとするスポットのご紹介ということで京都ですぐ思いつくのが、「床」。
盆地特有の酷暑で知られる京都の夏でも快適に過ごせ、かつ京料理を楽しめる場所(最近では中華料理や焼肉など京料理以外もたくさんあるが)ということで、多くの方が知っている。鴨川、貴船、高雄、鷹ヶ峰など各地に「床」があり、一度は行ってみたいと思う場所である。

掘り出し物を探す愛好者らでにぎわう古本まつり(下鴨神社・糺の森)
しかし、ここで「床」をご紹介するのも少しありきたり。ここは観光ガイドブックなどにお任せして、少し趣向を変えて、樹齢200年から400年の樹木600本が生い茂る国の史跡、「糺(ただす)の森」をご紹介。
まず「糺の森」とは何ぞやということから。「糺の森」は、京都3大祭りの1つ、葵祭の斎王代や女官役の女性が身を清める「御禊(みそぎ)の儀」も行われる※下鴨神社《正式名:賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)》境内に広がる広さ12万平方メートル(ピンとこない方、東京ドームの3倍の広さですよ!)の原生林である。現在でこそ、この広さだが、明治新政府の上知令や応仁の乱以前の平安時代は、495万平方メートル(150万坪)の広さを誇ったそうだ。
この森に足を踏み入れてみればわかる。市街地の雑踏とはうって変わり、ひっそりとした空気が足を運んだ人を迎えてくれるだろう。木々に覆われているせいか、緑の香りがし、風もどことなく違った心地良いものに感じられる。
疲れた人、悩んでる人などを優しく包んでくれる、そんな夏のヒヤっとスポット。ふとした時の納涼処としては格好の場所ではないだろうか。

池に足をつけ、涼を楽しむ家族連れら
イベント情報
◇7月23日(金)~26日(月)
●御手洗(みたらし)祭
池の水に足を浸して無病息災を願う。
◇8月11日(水)~16日(月)
●下鴨納涼古本まつり
西日本最大規模の古本市。児童書、古文書、美術書、児童書、雑誌など約80万冊の書籍が並ぶ。
※上賀茂神社と隔年で行われている。
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