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7月“ヒヤッとスポット”紹介。

かくれ里「石徹白の大杉」

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石徹白の大杉

谷川に沿って、車一台やっと通れる道を遡る。落石注意の看板があり、ところどころに石が落ちている。しばらく行くと駐車場がある。そこで車を降り420段の石段を登る。登り切ったところが平地になっている。

白山長滝神社

そこに大杉が陽を浴びて佇っていた。おとな12人でやっと幹を囲むことができるそうだ。樹齢は1800年。神が大杉のかたちをしてそこに佇っている。神々しさ、畏怖、もっと直接的に言えば恐怖。大杉が何かを語りかけてくるのを感じる。

その大杉は、「石徹白(いとしろ)の大杉」と呼ばれている。白山への岐阜県側登り口にある。白山はかつて信仰の山だった。
長良川鉄道終着駅北濃の一つ手前に白山長滝神社があり、白山への起点となる。
石徹白には、白山と長滝神社の中間にあるので白山中居神社がある。ここの境内にも樹齢千年近くの杉が何本も聳え立っている。

白山中居神社

郡上市長滝から前谷を経て石徹白への道は断崖絶壁にへばりついたような道路を行く。峠をやっと越えたところに平地が広がり、集落がある。この石徹白の集落こそはこの神社を長い間守ってきた。江戸時代には年貢を免除され、村全体が名字・帯刀を許されていたという。

白州正子はその著「かくれ里」で、次のように定義している。かくれ里とは、「山に住む神人が、冬の祭りなどに里に現れ、鎮魂の舞などを舞った後、いずこともなく去っていく山間の僻地」と。
郡上市石徹白はまさに「かくれ里」である。そこに樹齢1800年の大杉は佇っている。


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