
恐山の代名詞。お地蔵さま、石積み、風車
青森県で一番のパワースポットといえば真っ先に浮かぶのが「恐山(おそれざん)」。下北半島の中心に位置するこの場所は、なんとあの高野山、比叡山と並び日本三大霊場のひとつとされているんだって!

奥の院から撮影。正面が恐山菩提寺円通寺。右手に荒涼とした霊場が続く
恐山は862年に最澄の弟子・慈覚大師円仁が開山したと伝えられています。下北地方では「人が死ねばお山(恐山)に行く」といわれており、死者があの世へ向かう前に集う場とされています。今でも下北では恐山に分骨をする風習が残っているんです。
むつ市から車で30分ほど走ると宇曽利湖という湖が見えてきます。まず目に付くのが赤い橋。橋には「三途の川」と書かれています。もうここから向こうは死者の世界ってことですね。
入場料500円を支払って恐山の山門をくぐります。恐山菩提寺をお参りし、向かって左手の霊場へ。つんと硫黄の臭いが鼻につきます。実は恐山は火山で、霊場のあちこちから硫黄ガスが噴出しています。そのため草木が育たず、なんとも荒涼とした場所となっているんですね。そしていたる所で小石が積み上げられ、風車がカラカラと回っています。特に霊とか見えない筆者でも、強烈に心を打つ何かがあります。

恰好の被写体なので撮ってみました
恐山といえば有名なのが「イタコの口寄せ」。死者の霊を呼び寄せ自分の体に降ろし、遺族と会話させる霊媒師。「カミサマ」とも呼ばれ占いなんかをしてくれる人もいます。イタコさんはふだん青森県内各地に住んでいますが、7月20日から始まる恐山大祭と恐山秋詣りのときだけ恐山に集まります。
ちなみにイタコの口寄せは五所川原市川倉の「川倉賽の河原地蔵尊」でも行われます。例大祭は毎年旧暦6月22日から。筆者的には恐山よりインパクト大きい霊場です。ハンパないよ。
最後にちょっと怖い話でも。恐山へ向かう途中、「冷水」という湧き水が飲めるスポットがあります。死者が渇いたのどを潤し、生者が飲むと長生きするという水場ですがここは要注意!ふと気が付くとあなたの背後には夥しい数の…ブヨが群れていますので気をつけて。







